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2018/03/09〜
2018/03/14更新

演技における備忘録

ペンのイラスト

ほぼほぼ自分用の演技にまつわる備忘録ですが、
ほかの役者さんの気付きにもなるかな、と思いブログに書きました。

色々な監督や役者さんの意見を要約して書き込んでいるため、
食い違いが起きていてもあしからず。

参考程度に。

※増えたり減ったりします。

演技における備忘録

外的要因を積極的に取り入れる

(空気を読む、会話を受け取る)
そうすることで場面に積極的に関わることができる。
また、外的要因に影響され続けていれば、演技を続けやすい→「あいつムカつくなぁ」を自分で考え続けるより、「相手がしゃべる」ことに対して「何言ってんだよ、本当にこいつはムカつくなぁ」となれば継続しやすい

内的要因

自分の感情を相手に分かりやすくぶつける
そうすることで、相手にとってやりやすい空間が生まれる。

相手を思いやって演技をぶつける

そうすることにより、相手が良くなり、結果的に自分が良くなる

空気・空間を作る

「食べている人」の演技をせず、「家族で食事をしている」風景を作る

行間を埋める

台詞のない時の心の動きや考え、実際の動きを考える

0行目を考える、読む

脇役は特に、設定がないことが多い。
「店に入る人」なら「打ち合わせのためにカフェに入ったサラリーマン男性35歳」という風に作り込んでおく

サブテキストを読む

「好き」という台詞ひとつでも「好き?(マジで?)」「好き(知ってるでしょ?)」「好き(いいじゃん別に )」という風に言葉の意味合いが異なるため、その意味合いを読み取る必要がある。(マジで、が分かりやすい例)

言葉尻を下げる

現代人は断定する言葉を普段言わない。例えば「行くよね?」という言葉なら、言葉尻を上げて疑問にすることで相手に責任を押し付けている。
自分で責任を負いつつ断定したい時は、ハッキリと「行くよね!!↓」と言葉尻を下げる
(これなら自分の内的要因が伝わりやすいので、キャッチボールとして成立しやすい)

✕ 会話のキャッチボール 〇 会話の卓球の打ち合い

きちんと受け取る姿勢を取って、きっちり返す!そしてまた受け取る姿勢を取る!ずっとそれをやり続ける!

最初はとにかくデカくイメージして、それを投げつける

(抑えるのは演出家の仕事)
デカいイメージは、周りがそれに引っ張られることが多い!ので、自分がやりやすくなる

演技の責任は全て自分が取る

オーディションなどで意図の読めない文章を渡された際などに、抑えた無難な演技をするのは損である。演技の責任を取るのは結局自分であるので、どれだけ振り切った演技をしても問題ない。
(審査員は「解釈の一致」を重視するが、その一致が「ある程度」だと納得しない。大きく上回る必要がある。)意図の読めない文章は、読解力と妄想力で拡大解釈に拡大解釈を重ねて、相手に納得させるような演技をすれば良い。
※本番などの収録の際は、監督などが「それは違う」と言うこともあるので、数パターン用意しておく。その際は擦り合わせを行うため責任の所在は不明瞭になる。

ずっと同じトーンでやらない
テンションの上がり下がりや、見せ所をつくる
その場所に居続ける

その空間、そのキャラの考えていること、その状況をイメージし続ける

服は上に明るい服を着る

視線が上の方(顔)に来る為
イヤリングなどのアクセサリーは視線を集めるが、否定派肯定派が分かれるため、状況に応じる必要あり。

ビジネスの匂いがする服はNG

つまらない人間に見える。ビジネス想定の場所ならgood

お顔のマッサージ大事

口が開くようになり、表情筋も柔らかくなる

意思の方向性、大きさ、距離を大切に(特に声優)
王道Aパターンと特殊Bパターンを作っておく

デザインと同じ

0%~120%まで出来るようにする

初めに見せるのは120%が良い(状況に応じる)

台詞に引っ張られない

セリフやキャラに引っ張られた演技というのは見ていて痛々しい。”その人”が話している内容、にしなければ客は内容に集中できない。

独り善がりの演技をしない
バックボーンを作り込む

見た人が分かるように作り込む
手術なら生存率何%くらいなのか
ご飯はどんな味か、誰が作ったのか

相手が見えるように作り込む(1人演技)

説明台詞にしない、間を作る、相手がどんな顔をしているか、どんな口調なのかを考える(バックボーンと同じ)
コメディの場合はテンポ重視のために間を削除することがある(相手がわかるようにするのはコメディも同様)

自由演技で突飛な設定(時代劇など)はやらない方が良い

難しいから

季節感を忘れない

びっくりした時とかは消して良い

声の温度

声の温度・湿度・重さ・色・間、に気を配る

【オーディションで見ているところ】

●台本の解釈
●バックボーンの作り込み
●どこまで想像の上を行くか
(●振り切っているか)

【映像演技】
まばたきのタイミングに気をつける

(まばたきが多いだけで不自然。このシーンでまばたきする?というところもあるので、タイミングには注意)

キメポーズを際立たせる

反抗的なティーンエイジャーを演じる時などは、反抗的な態度を示すため相手を全く見ない...そして決めのシーンで相手を見る

✕ 首を動かす ◯ アゴを動かす

画面上、首を動かしても変化が分からない。アゴを動かすことで変化を示すことができる

ピント調節のため、前後は静止

前後に動く場合はカメラさんに伝える

大きな声を出す時は予め音声さんに伝える

音割れ防止

3秒ルール

撮影スタートから3秒待って演技を始める。これは環境音の収録であったり、フェードイン・アウトの調節であったりに必要となる。

【映画の見方】
意図を考える

映画は全て、意図のあることをやっている!
持ち物であっても、なぜ缶コーヒーを持たせたのか、なぜカバンをも持たせたのか…など、考えると必ず意味がある。

やはり演技を見る

演技が見ている人の心を動かしている。
心を動かされたシーンで役者が何をしているのか分析し、習得してほしい。
「気づき、調べ、身につけることが大事」

場所、季節には意味がある

・雨、階段を下る→悪いことへの暗示
・扉を開ける、階段を上る→希望
見ている人に影響を与えるので大事